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スチールプランテック社(SPCO)と 誘導加熱装置付き

条鋼圧延用 直送圧延設備 の 国内販売 で 協業開始

2025/09/05

 株式会社三井 E&S パワーシステムズ(代表取締役社長:江藤 俊治、以下「MESPS」)とスチールプランテック株式会社(代表取締役社長:若原 啓司、以下「SPCO」)は、2025 年 8 月、誘導加熱装置を備えた条鋼圧延用直送圧延設備の国内販売に関する協業契約を締結しました。本協業は、カーボンニュートラル実現に向けた潮流の中で高まる、化石燃料を使用する加熱炉から誘導加熱装置への電化ニーズに応えるものです。

 当社は、高周波誘導加熱技術を用いた各種加熱装置の設計・製造を手がけ、50 年以上の歴史と約 1500台の納入実績を誇ります。特に、自動車部品用鍛造前誘導加熱装置および圧延前誘導加熱装置では国内トップシェアを確立しています。
 SPCOは、連続鋳造設備や圧延設備を国内に多数納入し、設計・製造に関する豊富なノウハウを保有しています。また、そのネットワークを活かし、電炉メーカー向けにきめ細やかなサービスを展開しています。

 今回の協業により、当社の高効率・省エネ型誘導加熱装置とSPCOの直送圧延設備とを組み合わせ、お客さまのニーズにお応えする計画段階から両社が連携することで、設備のマッチングまでをワンストップで提供することが可能となります。具体的には以下の新たなソリューションを提供いたします。
・鋳片の搬送タイムサイクルと温度シミュレーションの最適化
・既存設備制約に対応するフレキシブルなレイアウト計画>
・電源設備など付帯設備を含むトータルエンジニアリング
 MESPSとSPCOは、協業によるソリューションを提供していくことで、お客様の省エネ効果と操業の効率化を推進してカーボンニュートラル社会の実現に貢献します。

   

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